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ハート将棋のイベント情報やメディア掲載情報

5月30日『女子将棋の日』にちなみ、日本初の【小学生女子対象・将棋アンケート】を実施。「将棋経験は?」「将棋が楽しい理由は?」「やりたくない理由は?」

更新日:2020年4月13日

藤井聡太七段の活躍などによる将棋ブームの中、

子どもたちの将棋に対する関心も高まっているように見受けられます。

近頃は「将棋女子」なるキーワードも生まれていますが、

「男子の遊び」のイメージの強い将棋が、女児にどれくらい受け入れられているのでしょうか。




全国の小学生女児を対象に、

「将棋の経験、将棋が楽しい理由、その逆のやりたくない理由」などを問いかけ、

「女児への将棋普及」のヒントになるようなデータをまとめました。


【調査概要】

実施日:2018/5/14~2018/5/23

調査対象:小学生の女児がいる、20代~50代の保護者の方(全国)

集計対象:145人

調査方法:インターネット調査 

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【結果のポイント3つ】


●経験率と将棋意向

(1)将棋をやったことがありますか?(単一回答)

・「経験あり」 30.3%

・「経験なし」 69.7%

将棋の「経験あり」は30.3% と、約3人に1人は将棋経験がありました。





(2)将棋経験がない子対象、将棋をやってみたいですか?やってみたくないですか? (単一回答)

「経験なし」のうち、

・「やってみたい」  43.6%

・「やってみたくない」 56.4%


将棋経験のない小学生女児の、

「経験なし/やってみたい」30.3%、「経験なし/やってみたくない」39.3%となり、

「やってみたくない」が「やってみたい」をやや上回っています。




●将棋を教えるのは誰か

(3)誰に将棋を教えてもらいましたか?(複数回答)

・第1位:パパ  (23人/44人)

・第2位:おじいちゃん (16人/44人)

・第3位:学校や学童の先生 (6人/44人)


パパとおじいちゃんが大半で、3位以下を大きく離す結果になりました。

将棋をきっかけに、女児がパパやおじいちゃんと過ごす時間が作られているとしたら

大変ほほえましいではありませんか。

将棋がそのような役割を果たすなら、将棋にはコミュニケーションツールとしての

新しい可能性もありそうです。




一方、子どもと長時間を過ごすママにも将棋に親しんでもらうことも、

子どもへの普及のポイントの一つかもしれません。




●将棋が楽しい理由、将棋をやってみたい理由、将棋をやりたくない理由


(4)将棋経験のある子対象、将棋のどんなところが楽しいですか?(自由回答)

・第1位:「考えること、頭を使うこと」(19人/44人)

(頭を使って戦略をねるところ/考えて駒を動かすところ/パズルみたいで楽しい など) 

・第2位:「相手の駒を取ったり、勝負に勝ったりする楽しさ」(18人/44人)

(勝ち負けがあり、勝てると嬉しい/相手の駒をとれたときが楽しい など)


「考えること、頭を使うこと」と、「相手の駒を取ったり、勝負に勝ったりする楽しさ」が大半を占めます。

頭を使っていろいろ考えたり、勝った時の楽しさを感じる子が、将棋を楽しんでいる様子が伺えます。

他に、少数派の意見ですが、以下のような回答もありました。

「どんどん強くなるところがおもしろい」

「正座が好き」

「お父さんと遊べる」

「パチンという音が気持ちいい」

「のんびりゲームができるところ」 など


(5)将棋経験のない子で「やってみたい」子対象、将棋をやってみたいのはなぜですか?(自由回答)

・第1位 テレビで話題(藤井聡太七段の活躍)だから、アニメの影響(16人/44人)

・第2位 家族(おじいちゃん、パパ、兄弟)や友達がやっているのを見て(12人/44人)

・第3位 面白そう(11人/44人)

比較的、女児と年齢の近い藤井聡太七段の活躍の影響はやはり大きいですね。

テレビやアニメなどで目にするドラマ性のある将棋物語は子ども達の心をも動かすようです。


次いで影響が大きいのは、「家族や友達などの身近な人」です。

例えば、

「おじいちゃんがしているのをみて、楽しそうだと思ったから、一緒にやりたくなる」

「お兄ちゃんがパパとやっているから」

「将棋をやっている友だちが多いので」など

将棋をやっている身近な人たちにふれる機会が多いほど、やってみたいと思う子どもも増えるようです。


他に、少数派ですが、以下のような回答もありました。

「頭がよくなりそうだから」

「ゲームが好き」

「将棋ができたらかっこよさそう」

「父と勝負してみたい」  など

(6)将棋経験のない子で「やってみたくない」子対象、将棋をやってみたくないのはなぜですか?(自由回答)


・第1位 難しそう (26人/57人)

・第2位 興味がない、面白くなさそう (17人/57人)

・第3位 ルールがわからない (12人/57人)

「難しそう」がもっとも多く、次いで「興味がない、面白くなさそう」となっています。

将棋をやったことがない子たちにとっては、そのようなイメージが先行しているのでしょう。

ですので未経験の子に対しては、「挟み将棋」のような簡単で気軽に遊べるゲームから教えて将棋にふれる楽しさを知ってもらったり、ルールを丁寧に教えたりする機会を増やすことで、そのようなイメージを払拭できるかもしれません。

また、ほとんどの回答が上記3つにあてはまりますが、少数派として、以下のような回答もありました。

「あまり女の子がやっていない」

「外で遊ぶ方が楽しい」 など

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■総評

今後、女児に将棋を普及するためのポイントとしては、

『将棋に触れる機会を作る』(身近な人が将棋をしている姿を見る機会、ルールを丁寧に教える機会)

『将棋に対する「難しい」というイメージを払拭する』

の2点が大事なのではないでしょうか。

さらに、別の視点として、『子どもと長時間過ごすママに将棋に親しみをもってもらう』という考え方もありそうです。


その具体的方策としては、

・将棋を体験する機会を増やすための「はじめての将棋」などのイベントの開催

・最初からいわゆる「本将棋」にチャレンジするのではなく、ルールが平易な「挟み将棋」などから始め、子どもたちに将棋の楽しさをまず知ってもらうような施策

・そのようなイベントや施策に母親の参加も積極的に促し、母親にも将棋に親しみを持ってもらうような取り組み

が考えられるのではないでしょうか。

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そのような試みの一つとして、弊社は、5月27日(日)に大阪天王寺公園「てんしば」において、子どもが気軽に将棋に触れる機会を提供いたしました。

特に、将棋がはじめてという子どもには、挟み将棋を紹介し楽しんでもらいました。


※てんしばイベントの様子はこちら>>

弊社では、今後も「子ども(特に女児)への将棋普及」に関するアンケートを定期的に実施・報告して参りますとともに、将棋普及を目的とするイベントも全国で開催して参りたく存じます。




■本アンケートに関するお問合せ先



※『女子将棋の日』とは、2011年に女性や子どもへの将棋の普及を活動を中心に取り組む公益社団法人日本女子プロ将棋協会(LPSA)が、同協会の設立記念日である5月30日にちなんで制定したものです。


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■ご参考:女子への将棋普及のために開発した【ハート将棋】について

世界初のかわいいハート型の木製将棋セットです。

駒に進み方をデザインしているため、駒の動かし方が分からない初心者でも気軽に将棋を楽しむことができます。

持ち歩きに便利なbagと駒を収納する巾着付きで、いつでもどこでも遊べます。

*【ハート将棋】紹介動画はこちら↓



 

こちらのリリースに関するお問い合わせはこちら>>

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